夕方から半年振りに青山に飲みに出るつもりだったが、予定を変更する。
なんとなく顔を出しにくい。
店を辞める報告は週末まで延期することにした。
休日だが、自宅で会社の雑務の整理にい勤しむことにする。
電話連絡に書類作成。手が空く頃には夕食の時間だった。
適当にパスタを茹でて食べる。
一人の夜は気が楽だ。
借りてきた映画を見ることにしてワインを開けることにした。
冷えているクリスチャン・セネのロゼを横目に安物のスパークリングを手に取る。
平日にシャンパーニュを飲めるほどリッチではない。
本編が始まる前に最初のグラスが空になった。
ガンチアのブリュットは30分しかもたなかった。味わうどころの騒ぎではない。
冷凍庫からゴードンを、冷蔵庫からノイリー・プラットを取り出す。
ロック・グラスに注いで適当にステアする。
面倒なのでオリーブは省いた。
映画はまだまだ序盤だ。
夜は長い。
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