今日は一日天気が悪い。雨も降ったりやんだりとはっきりしない。
仰いでも青い空は見えず、灰色の雲が広がる。
結局は天気がどうであれ、酒は飲むのだが。
さて先日に引き続きビールを飲みながら学ぶことにした。
今日紹介するのは小江戸川越の地ビール。
その名もCOEDO。
ラインナップもいくつかあるが、中から
プレミアム・ピルスナーの瑠璃 を手にした。
クオリティを考えて本当は瓶のものが欲しかったが、地元では缶しか手に入らなかった。
COEDOのラインナップはどれもネーミングセンスが素晴らしい。
私の感性を刺激する。
気が向いたら他にも紹介していこうと思う。
ちなみにタイトルにある毬花とはビールの原料のホップの愛称。
実際は松や杉など花が球状に重なり合うもの全体をいうのだが、一般的にはホップを指すことが多い。
COEDOのエチケットのロゴの一番上に描かれている。
瑠璃はピルスナータイプのビールだ。
色調は透明感のある金色。
ピルスナータイプの中でもやや軽めの味わい。
泡のキメも細やかで口当たりがいい。
程々の苦味で癖がない。どんな料理にも合わせやすい。
日本の食卓に並ぶものなら大概美味しく楽しめる。
一般的に流通しているビールもいいが、たまには地ビールも楽しんでもらいたい。
日本の地ビールはクオリティの高いものが多い。
ところで瑠璃とは深い藍色をした貴石、ラピスラズリの和名だ。
古代には宝石として重宝された。
現在では12月の誕生石としての方が有名かもしれない。
石言葉は「成功」。
日本では古くから幸運のお守りとされてきた。
ラテン語でラピスは”石”。ラズリは”空”や”青”を意味するラズワルドが転じたものらしい。
明日は晴れるだろうか。
てるてる坊主よりも効果がありそうだ。
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