海外、地ビールと続いて紹介したので、今回は国内大手メーカーのアイテムを。
とはいえ、スーパードライや一番搾りを紹介したところで面白くもない。
そこで選んだのは
ハートランドビール だ。
ハートランドビールはピルスナータイプのビール。
いま流行りのプレミアムビールに属するということになるだろうか。
製造販売するのはキリンビール。
ボトルにも目立つ記載がないので、ご存知ない方も多いかもしれない。
ハートランドとは「心」と「大地」。アメリカにある大樹の愛称でもある。
もともとの意味から行くと大陸の中心部といったところだろうか。
コンセプトは「モノ本来の価値に気付く、発見する、自分にとっての本物を追及する」というものらしい。
なんだかよくわからない。
ブランドに頼ることなく、中身で勝負するという意味に感じられるが。
知らなかったが、もともとは番組の企画で醸造されたものらしい。
1986年に誕生した六本木のビアホール「ハートランド」のハウスビールとしても楽しまれていた。
六本木の再開発とともに姿を消したが、跡地にできた六本木ヒルズ内にコンセプトバーとして再オープンしている。
ボトルは緑のエンボス瓶。
あえてエチケットを貼ることをせず、シンプルだが印象的なデザインとなっている。
味わいは軽やかだがキレがいい。
湿度の少ない暑い日に飲みたいタイプだ。
天気のいい日にキンキンに冷やして真っ昼間から飲みたい。
苦手だったが、意外とビールも楽しめるようになってきた。
夏の楽しみがひとつ増えた。
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