今回のタイトルは『見上げてごらん夜空の星を』の英語版の歌詞を引用させてもらった。
なんとなくテーマに合っていそうな気がしただけだ…
たまにだが、時間があるとプラネタリウムに行く。
住んでいる地域の関係で池袋のプラネタリム”満点”が使いやすい。
駅からやや離れているが、平日の夕方までは客が少ないのがいい。
一人で行くので周りが恋人同士ばかりだと居心地が悪いのだ。
広々とした空間で星空を満喫するのは気分がいい。
ところでこのブログを読んでくださっているみなさんはプラネタリウムに行ったりするだろうか?
ほとんどの方は小学生以来行っていないのではないだろうか。
最近のプラネタリウムはすごい。
投影機が描きだすのは約40万個の星々によるリアルな星空だ。
通常は肉眼で見えない等級の星で構成される天の川もひとつひとつの星で再現されている。
それに加え、6台のプロジェクタを使い全天継ぎ目のない高画質の映像が映し出される。
都会で見られる以上の星空がそこにはある。
季節に応じてさまざまなプログラムがあり、ちょっとした空き時間でも楽しめる。
たまには息抜きに星空はいかがだろうか。
ところでフランスのシャンパーニュ地方ではシャンパーニュを飲むことを『星を飲む』という。
諸説あるのだが、一本のシャンパンボトルには約2億の泡が溶け込んでいると言われている。
その泡ひとつひとつを星になぞらえているのだ。
その数はプラネタリウムが描き出すリアルな星空よりも遥かに多い。
ちなみにシャンパーニュのコルクを抜くときの音を「天使のため息」という。
グラスに注いだときの泡の弾ける音は「天使の拍手」だ。
その泡が表面のグラスの淵に沿ってリング状になったものを「真珠のコリエ(首飾り)」と呼ぶ。
美しい表現が付きまとう。
シャンパーニュとはそういう特別な飲み物なのだ。
クリスマスには特別な一本が相応しい。
が、さすがに話の流れが強引だったのは自覚している。
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酒は単に飲み物ではなく
芸術と言う事ですよねぇ
作り方もそうだし そこから派生する この表現とかの文字とか…
色々なお酒にそれぞれの文化がついてる気がします
「天使のため息」いい表現ですよね
非常に参考になります
ちなみにスパークリングワインの場合にも使ってよいのかな?
ひょっとして「堕天使のため息」とか「天使のオナラ」とかシャンパーニュ地方の人は言えとか
(^∇^)
2010年11月26日 13:15 | Tom Scotta
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>Tom Scottaさん
「淑女のため息」ともいいますね。個人的には天使の方がしっくりくるのでこちらを採用しました。
実際には泡モノ全般に使われる表現ではありますが、やはりシャンパーニュに使うのがしっくりきますね。
ブランデーなどは樽熟期間中に蒸発する分を「天使の分け前」なんていいかたもします。
意外と天使はお酒が好きなようです…
仲間ですね。
2010年11月26日 13:38 | 黒須 慧