=ワインを楽しむためのワインブログ=
ここ数日は涼しくていい。
台風の影響による大雨はさすがに参ったが、あと数日は快適に過ごせるだろう。
本格的な暑さが訪れるまでにこの季節に楽しめるアイテムを紹介したい。
今宵、紹介するワインはフランスはアルザスの白ワイン。
アーサー・メッツのゲヴェルツトラミネール。
ヴィンテージは2009年。
先日の催事で購入したワイン。
インポーターはカルベワイン。
価格は1,575円だったと思うが、記憶がない。
ちょっと調べたところ、イオン系列でも安く売っているようだ。
私は基本的にアルザスのワインは好きだ。
このブログではあまり紹介していないのだが、それは単純に普段飲みには手を出しにくい価格になるからだ。
しかし、探せば安くて美味しいアルザスワインもある。
アーサー・メッツを所有するアーサー家は1904年から続くアルザスの名門。
そのアーサー・メッツで最も有名なのはクレマンだ。
「キング・オブ・クレマン」と呼ばれるほどそのクオリティは高く、中でもピノ・ブランとリースリングから造られる”1904”は日本でも人気だ。
そんなアーサー・メッツだが、クレマンだけでなくスティルワインも美味しい。
今回はリースリング、ピノ・グリ、ゲヴェルツなど数種類を試飲させてもらったが、中でもゲヴェルツの出来は素晴らしかった。
ゲヴェルツとはドイツ語で香辛料の意味を持ち、その名の通り非常に芳醇な香りが特徴の品種。
日本では特に女性に人気がある。
一度ハマると抜け出せなくなるほど魅力的なワインも多い。
アーサー・メッツのゲヴェルツは中辛口で、一般的なゲヴェルツよりもやや果実味が強い。
ライチの香りに加え、白桃や黄桃、さらに紅茶やオレンジ・ピールのような香りもある。
酸味はあるが、トゲトゲしさがなく、程よく味わいを引き締めている。
これkらの時期に楽しめる一本だ。
数多いゲヴェルツの中でも特に女性に好まれるタイプではないだろうか。
男性諸君は覚えておいて損はない。
この手のアイテムはクセになる。
明日は南仏のヴィオニエでも抜栓しよう。
人気の酒ブログはこちらから。

この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます。
- ”魅了”するキャンティ 『CHIANTI del Barone Ricasoli 2009』
- こどもの日、大人の日 『Vinea GARGANEGA Veronese 2009』
- 濃密で光あふれるバルベラ・ダスティ 『Pico Maccario LAVIGNONE 2009』
- ロワールの魅惑 『MONMOUSSEAU ROSE dANJOU 2009』
- ヴェネトに君臨するソアヴェの雄 『PIEROPAN soave classico 2009』
SECRET: 0
PASS:
ゲビュルツ、大好きです。
夏には、ゲビュルツとかヴィオニエとか、香りがエキゾチックな物が、暑くてうんざりした心に元気をくれる感じがしますねo(〃^▽^〃)o
2011年7月23日 09:53 | ココロコ
SECRET: 0
PASS:
>ココロコさん
いいですよね。
ゲヴェルツトラミネールはものによってかなり雰囲気が違うので楽しいですね。
2011年7月23日 14:41 | 黒須 慧