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ついにサンテミリオン格付けの”聖域”の扉が開かれた。

1955年の格付け発表以来、シャトー・オーゾンヌとシャトー・シュヴァル・ブランが独占してきたプルミエ・グランクリュ・クラッセA。
今回の格付けでついにシャトー・パヴィとシャトー・アンジェリュスが昇格を果たした。

これによりプルミエ・グランクリュ・クラッセAは4銘柄が格付けとなった。

 

サンテミリオンの格付けは10年おきに見直される。

2006年に格付けが発表された際に、降格された4シャトーが不服を申し立て、裁判所が無効の判決を下した。
その後、1996年の格付けが復活する一方で、06年に昇格するはずだったシャトーが、一時的に昇格された格付けを表示できるという、暫定的な状況にあった。

 

今回は審査書類を提出した96シャトーのうち、プルミエ・グランクリュ・クラッセが18シャトー、グランクリュ・クラッセが64シャトーの計82シャトーが格付けを与えられる結果となった。

審査は、ボルドー以外の産地のINAOメンバーら7人の専門家からなり、テロワール、名声、価格、栽培手法、醸造などを審査し、過去10ヴィンテージをブラインドで試飲する。試飲では、グランクリュ・クラッセは20点満点で14点、プルミエ・グランクリュ・クラッセは16点以上をとる必要がある。

【参考:読売新聞ほか】

 

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