普段飲まない酒が飲みたくなってストックからラフロイグの10年を取り出す。
以前、友人から貰ったものだ。
正直、あまり好きなスコッチではない。が、たまにはいい。
色調は深い金色。
一度飲めば鮮烈に記憶に残る強烈なピート香。
そして海藻や消毒薬のようなニュアンス。オイリーでスモーキーなウィスキーだ。
平たく言えば正露丸のような風味がある。
ライフロイグ好きに言わせると「そこがいい」というのだが、そこまでの愛着は持てない。
ハイランドパークやスプリングバンクの方がはるかに好みだ。
が、以前飲んだ時よりは美味しく楽しめた。
少しは酒の味がわかる男になったのかも知れない。—単に舌が鈍感になっただけかも知れないが。
このウィスキーはチャールズ皇太子御用達のウィスキーとしても有名であり、エチケットにはプリンス・オブ・ウェールズのマークが印されてる。
個性的な味わいを持つアイラモルトの中でも、王者といわれるだけのことはある。
その個性的な味わいは大好きな人と大嫌いな人にはっきりとわかれる。
個性的な人間と同じかもしれない。
個性的な人間も個性的な酒も理解するには時間がかかる。
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ラフロイグが最初に飲めるようになったハードリカーです。
そんな人もいます。ご安心ください。
クォーターカスクも好きさ(^_^)v
2010年4月11日 21:51 | スピカ☆
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>スピカ☆さん
クォーターカスクは評判がいいようですね。試したことはありませんが、機会があれば試飲したいとおっもいます。
なにかオススメがありましたら教えてください。
2010年4月12日 01:26 | 黒須慧