ワインを楽しむためのワインブログ

さて11月に入り、ボジョレ・ヌーヴォの解禁まであとわずかだ。

楽しみにしている方もいらっしゃるのではないだろうか。

そういう私もいくつか気になるアイテムがある。

ひとつはフィリップ・パカレ、そしてドミニク・ローラン。

メゾン・ルー・デュモンも試したい。

今年もきっと素晴らしいヌーヴォを届けてくれると信じている。

さて、今宵紹介するのはドイツのデア・ノイエ。

ご存知の方はどれくらいいるだろうか。

デア・ノイエはドイツの新酒だ。

簡単にいえばヌーヴォのドイツ版。

ちなみにイタリア版はノヴェッロだ。

ヌーヴォの解禁日は11月の第3木曜日だが、ドイツの新酒、デア・ノイエの解禁日は第2水曜日。

デア・ノイエの方がちょっと早いのだ。

まぁ実際のところボジョレの解禁日と違い法的なものではない。

ということで実はすでに国内に輸入、販売されているのだ。

アイテムはエルンスト・ブルッツ醸造所のリヴァーナーとドルンフェルダー。

エルンスト・ブルッツ醸造所は300年近くの伝統を持つ家族経営で、品評会では金賞・銀賞の獲得の常連であるらしい。

インポーターは伏見ワインコンサルティング。

価格は2,310円。

すごいことに伏見ワインは国内で唯一デア・ノイエを空輸しているとのこと。

試飲させていただいたのは白のリヴァーナーだが、軽やかで軽快な酸味が楽しめる。

後味にわずかに感じるマスカットのような爽やかな風味が素晴らしい。

まさしく新酒らしいフレッシュな味わいだ。

ヌーヴォもいいが、デア・ノイエもぜひ楽しんでいただきたい。

ヌーヴォの解禁日を指を咥えて待っている場合ではない。



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