急遽、仕事が入ってしまい、更新が遅れてしまった。
約2週間ぶりの休みだ。
歳を負うごとに無理が利かなくなっている。
事務仕事は置いておいて、とりあえず飲みながらブログでも書こう。
疲れているとどうしても「癒し系」のワインを飲みたくなる。
先日のワインフェアで購入したばかりなのだが、早速ひっぱり出してきた。
今回紹介するワインは
マルク・テンペのツェレンベルグ・ピノ・ブラン2007。
インポーターはディオニー。
価格は2,400円だったが、たぶんセール価格だ。
マルク・テンペをご存知のお客様はまだそんなに多くない。
が、業界内では注目の生産者だ。
マルク・テンペはアルザスはツェレンベルグ村の生産者だ。
「テロワールの個性を最大限に引き出す」ことを旨とし、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組んでいる。
農薬は一切使わず、収穫量制限や夏季剪定もしない。
葡萄が自分の力で育っていく手伝いをするだけだ。
そして彼は工程において機械の力を借りることを一切禁止している。
それは機械を使うと葡萄を痛める可能性があるからだ。
だからこそ、美味い。
実は色々な品種が造られているのだが、今回はピノ・ブランをチョイスした。
色調は薄い麦藁色。
ややとろりとした印象がある。
うっすらとバーブの香りがあり、白桃や黄桃のニュアンスがある。
果実味豊かで、後味にはほど良いミネラル感と伸びやかな酸が感じられる。
まさに良質なアルザスを体現した一本。
マルク・テンペはリースリングやゲヴェルツトラミネールも素晴らしい。
アルザス好きなら一度は試してみるべきだ。
マルク・テンペを飲みながら、今日は一歩も外にでないことを心に決めた。
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます。
- 禁断の恋のその先に 『Hex Vom Dasenstein Spatburgunder QbA』
- 僅少なヴァレ・ダオスタのピノ 『Vallee DAoste Pinot Noir2007』
- 全身全霊を込めて造る 『M Loe Dumont Vosne Romanee 2002』
- ニュージーランドの実力 『Delta Vineyard Pinot Noir 2008』
- 珍しいソーヴィニヨン 『Dalheimer Kranzberg Sauvignon Blanc』
SECRET: 0
PASS:
そういえば 2階の冷蔵庫に白が1本残ってますね
白は古くはドイツものが好きで
オッペンハイマーのキャビネットあたりが
丁度甘すぎず好みでした
最近白は余り飲まなくなってます
今度開けよう v( ̄ε ̄)
2011年4月19日 21:11 | Tom Scotta
SECRET: 0
PASS:
>Tom Scottaさん
どうも。
ドイツもいいですねぇ。
最近ブログでも紹介していないので、そのうち登場してもらいましょうかね(笑)
2011年4月19日 23:10 | 黒須 慧