モヒート

 

それにしても暑い。

事務仕事のために二階の仕事部屋へ上がる。
このところ忙しさにかまけてほったらかしにしていたツケが早くも回ってきた。

と、仕事部屋のドアを開けると熱気が溢れだしてきた。

室内の温度計をみると34.0度を指している。締め切った二階の部屋のそれは異常だ。
普段はあまりエアコンを使わないのだが、さすがにたまらずエアコンを動かす。

仕事ができる環境になるまでしばらく節電はお預けだ。

こうも暑いとしっかり冷やしたスパークリングワインでも飲みたくなるが、たまにはカクテルもいい。
この時期ならなんといってもモヒートだ。

モヒートはラムベースのカクテル。
発祥の地はキューバのハバナだ。

作り方はいろいろあるが、基本はそんなに難しくはない。

用意するものはホワイト・ラムにライム、ソーダ。そしてミント。
あとはシロップかパウダーシュガーを適量。

タンブラーにミントの葉とシロップ(なければ砂糖)を入れ、ペストルかバースプーンで軽くつぶす。
ライムを絞り、ラムを加えてクラッシュアイスをたっぷりと。あとはソーダで満たせば完成だ。

個人的にはシェーカーを使うのがおすすめだが、面倒なときはタンブラーだけでやってしまえば洗い物は少なくて済む。

モヒートはヘミングウェイが愛したカクテルでもある。
ラ・ボデギータ・デル・メディオというバーでモヒートを楽しんだ。

まぁヘミングウェイといえばフローズン・ダイキリの方が有名かもしれないが。

”わがダイキリはフロリディータで わがモヒートはボデギータで”

というヘミングウェイの言葉がモヒートを世界的に広めたとも。

なんにせよ、この時期には最高の一杯だ。

ちなみに材料を集めるのが面倒な人はこういうものを使うといい。
ソーダで割るだけでお手軽にモヒートが楽しめる。

ヘミングウェイを気取って、しばらくはモヒートで暑さを凌ぐことにする。

もちろん真夏になったらフローズン・ダイキリだ。

 

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