相変わらずハイボールが流行っている。
私も夏場はレモンをしっかり効かせたハイボールを飲むこともある。
まぁハイボールよりもライムを効かせたスーズ・トニックの好きなのだが。
ところで今日の主人公は酒ではない。
バーではお馴染みのアイテム。
最近では一般にも認知されつつある。
そう、それはウィルキンソンのタンサン。
あるいはトニックであり、ジンジャ・エールだ。
ペットボトル化されたかと思ったら、テレビCMまではじまった。
「100年、タンサン」
というキャッチコピーを目にしたことがあるかもしれない。
よく勘違いされているが、ウィルキンソンは海外ブランドではない。
その歴史は古く、1889年まで遡る。
当時、日本に住んでいたクリフォード・ウィルキンソン氏が兵庫県有馬郡塩瀬村(当時)に偶然、天然炭酸鉱泉を発見したことにはじまる。
これをロンドンで分析したところ、飲用・医療用に非常に優れた性質があることが判明した。
その後、イギリスから設備を取り寄せ、工場を設ける。
当時のブランドは仁王印ウォーター。
れっきとした国産ブランドなのだ。
1904年にはブランドをウヰルキンソン・タンサンに変更。
1930年にはドライ・ジンジャエールの発売を開始する。
業務提携などを繰り返し、現在は製造販売、商標をアサヒビールが取得している。
ところで、海外では一般的に「ソーダ」と言われるが、日本では「炭酸」という。
これはウィルキンソン・タンサンという商標が広く一般化したためと言われている。
ちなみにウィルキンソンの天然炭酸鉱泉が発見された1889年は明治22年、大日本帝国憲法が発布された年だ。
そう思うと歴史の深さを感じる。
せっかくならばスーパーでタンサンを選ぶときにも拘りを見せたい。
国産ウィスキーにはタンサンを。
できればペットボトルではなく、瓶を選ぶのも拘りだ。
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こんばんは~
初カキコですが
どうしてもウィスキーの
美味しさが未だにわからない・・(><)
pachimoです・・・
2011年6月5日 20:35 | pachimo
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>pachimoさん
どうも。
初カキコありがとうございます。
私も最初はダメでしたよ。
最初はカッコつけて無理してバーボンとか飲んでましたし。
モルトなら最初はハイランドパークやスプリングバンクなどの穏やか系がいいかもしれませんね。
バーボンならターキーの8年は甘みがあって飲みやすいです。値段も安いですし。
お試しください。
2011年6月5日 21:13 | 黒須 慧
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おはようございます。島育ちってのもあって、どうしても島焼酎や赤ワインに行きがちですが、ハイランドパークやスプリングバンクをちょっと飲んでみます。ありがとうでした~♪
2011年6月6日 09:33 | pachimo
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>pachimoさん
私は焼酎をあまり飲みません。
それこそ舌が慣れていないので、銘柄の違いがわからないです。
これからの時期にはレモンたっぷりハイボールもいいですよ。
2011年6月6日 10:52 | 黒須 慧
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国産なのにウイルキンソン…なぜ?
すっきりしました
ハイボール!ブームになっているのは
メーカーの戦略
確かに飲み方のバリエーションと提供されるサービスとしての価値はあるでしょう
ただ私が思うのは
スコッチやウイスキーなどもシングルモルトが存在するように
ワインと同じでちゃんとビンテージがあるじゃないですか!
その蔵の味は炭酸で割っちゃ分かりませんよ
サントリーさん だから山崎って魅力ないんじゃないですかね
(主観です)
2011年6月8日 01:47 | Tom Scotta
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>Tom Scottaさん
やはりプロモーションの仕掛けはサントリーが上手ですね。
私は山崎好きですよ。
白州も好きですけど、ちょっと青い香りとシャープさが強いですかね。
どちらかといえば山崎派です。
2011年6月8日 11:24 | 黒須 慧