ワインを楽しむためのワインブログ
我が家の玄関には段ボール箱が2つ、3つ置いてある。
当然ながら、箱の中身は酒。
ほとんどはワインだが、焼酎やウィスキーも少量。
試飲用に購入したものなのだが、なかなか減らない。
試飲するよりも購入することが多いので、当たり前といえば当たり前だ。
お客様から旅行のお土産にお酒をいただいたりもするので、その量は増える一方だ。
少量を試飲して残りを処分、というのは私の性に合わないので全部飲む。
そのため、飲むには限界があるわけだ。
実はここ数日、口がワインに飽きている。
フェアが近いので、いろいろと試していたのだが限界がきたらしい。
というわけで、たまにはさらりとシードルでも飲むことにした。
まぁこれもクリスマス時期に試飲する予定でいたのだが、それはそれ。
シードルはリンゴを発酵して造られる酒だ。
フランスのノルマンディ地方やブルターニュ地方が有名だが、世界各国で造られている。
イギリスではサイダーと呼ばれ、スペインではシードラ。
ドイツのフランクフルトにはアップフェルヴァインもある。
さらにはベルギー、オランダ、北米。
当然、日本でも造られている。
意外と生産国や産地、リンゴの品種で味が違うのでいろいろ試してみても面白い。
今回はベルギーのスタッセン社の缶入りもの。
通常のシードルとフランボワーズの香りを加えたロゼを用意した。
アルコールは白が5.4%、ロゼが4.5%。
スタッセン社はリエージュ州に本拠を構える1895年創業の老舗飲料メーカー。
ベルギー、オランダ圏では大きなシェアを持つ。
ちなみに
ノンアルコール・シードルなんかも造っている。
インポーターは三国ワイン。
価格はどちらも399円だったと思うが、正直、覚えていない。
味わいはやや甘口で微発泡。
口当たりは爽やかで、暑い日によく冷やして飲むといいだろう。
ロゼの方はやや甘いが、フランボワーズの風味もほどよい。
ほとんど酒臭さがないので、アルコールが苦手な方でも楽しめる。
この時期は花見をしながら楽しむのもいいかもしれない。
明日も晴れたらシードル片手に地元の桜並木でも歩いてみようか。
これならジュースを飲んでいるようにしか見えないだろう。
人気の酒ブログはこちらから。
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます。
- Good ume-shu makes good blood.
- 瀬戸内極上の柑橘酒 『やたがらす 吉野物語 かんかん』
- 濃密なカシスの雫 『JACOULOT Creme de Cassis de Dijon』
- フランボワーズのお酒。
- 飲みたい時に飲むべき。
SECRET: 0
PASS:
最近オーストラリアでもサイダーがはやってます。ナシのものとりんごのものと。
ガレットとあわせて一度ブランチにしましたが、私にはちょっと甘くて。もっとドライなもの探してみたいです。
2012年4月10日 21:59 | 結
SECRET: 0
PASS:
>結さん
ご無沙汰しております。
先日の結さんのエントリー、勉強の進め方を読んで激しく頷きました。
勉強はなかなか進まないですね。家は誘惑多いですし。
特に私は誘惑に弱いので。
サイダー流行ってるんですねー。
日本はまだまだ種類が少ないですね。
残念ながら日本の食事には合いにくいからかも知れませんが。
以前、ブログでも紹介した気もしますが、洋ナシを使ったものはドライなのもありますね。
私もドライな方が好みです。
2012年4月11日 00:17 | 黒須 慧
SECRET: 0
PASS:
シードル、あまり口にする機会が少ないですが、甘さとさっぱり感が大好きです(^_^)カルディ位でしか取り扱いを見かけない気がするのですが、見落としているのかも…
最後の、ジュースをのんでいるようにしか~ が、いいですね(笑)ガンガン缶ビールとかやっちゃだめですね…ちゃんと女子なんだから意識します(」゜□゜)」(笑)
2012年4月12日 05:44 | motty
SECRET: 0
PASS:
>mottyさん
ご無沙汰しております。
なかなか日本の食卓には合いにくいですかね?
低アルコールなので軽飲みにはいいかもしれません。
缶ビールだと、飲んでるのが一発でばれちゃいますしね。
午後の紅茶のペットボトルにブランデーを詰め替えるのもオススメです(笑)
2012年4月12日 11:51 | 黒須 慧