ワインを楽しむためのワインブログ
昨日までの催事も一段落し、事務作業も先が見えてきた。
週末からはまた仕事が連続するが、それまでに大掃除を敢行せねばならない。
さすがに早いのではないか、と言われるのだが我々の12月は仕事に明け暮れる。
大掃除は12月に入るまでに終わらせねば来年の年末まで持ち越すことになりかねないのだ。
まぁそれは私のやる気の問題なのだが。
どうにか事務作業を終え、どのワインを抜栓するか思案する。
残念ながら冷蔵庫にスパークリングはない。
なんとなく赤ワインの気分でもないし、シャンパーニュは抜栓する勇気が出ない。
結局、セラーからドイツの辛口リースリングを引っ張り出した。
前に試飲した時にはやや酸が強かったが、数年経ってエレガントになっていると期待したい。
ということで今宵のワインはドイツはベンカステルの名門醸造所ドクター・ローゼンとなった。
中でもリーズナブルなDr.Lだ。
インポーターはヘエレンベルガーホーフ。
価格は催事だったが1,900円くらいだったと思う。昔過ぎてわからない。
200年の歴史を誇るドクター・ローゼンの現当主エルンスト・ローゼン氏はドイツ人で初めて英国デキャンター誌の”Man of the Year”に選出された人物。
ドクター・ローゼンのワイン造りのコンセプトは「飲む喜びを感じられるワイン」を造り上げること。
そのために最上級の畑を所有し、接ぎ木をしていない樹齢50年を超える樹で葡萄を育てる。
また一切の化学肥料を使用せず、収穫量も従来の半分にまで抑えた。
人の手を加えず、自然のまま果実の熟成を最優先する。
さすがに造りは素晴らしい。
白い花やシトラス系のすっきりとした香りがあるが酸は細やかで伸びやか。
追いかけるように白桃のようなフルーツ香もある。
余韻にはレモングラスのような香りが楽しめる。
これで2,000円以下ならコストパフォーマンスは高い。
結局、なにもつままないままボトル半分まで飲みすすめてしまった。
さて、残りの半分は何と合わせようか。
きっと考えているうちにボトルは空になるだろう。
人気の酒ブログはこちらから。
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます。
- 世界平和の願いを込めて 『C・P・CORMONS Vino Della Pace 2008』
- 気品あふれる豊かな香り 『Vinea CORVINA Veronese 2008』
- 上質のカカオの香りをあなたに… 『KWV Cafe Culture 2008』
- その土地のテロワールを表現すること 『PRIMATERRA PinoGrigio 2008』
- ドイツに告げる春の訪れ 『Spargel silvaner QbA trocken 2008』
SECRET: 0
PASS:
食いつき場所が違いましたね。。
ココ・ワイナリーって、私の生まれた足利にあるんです。。
収穫祭が毎年行われていますよ~
2011年11月29日 21:56 | ★ぐわし(UoU)。。★
SECRET: 0
PASS:
>★ぐわし(UoU)。。★さん
ココ・ファームには何度か誘っていただいたんですが、なかなかタイミングが合わず…
いまだにお邪魔したことがありません。
国内くらいはいろいろ回りたいんですが。
2011年11月30日 00:00 | 黒須 慧
SECRET: 0
PASS:
至福の時間を過ごされてますよね♪
羨ましい(*^^*)
2011年11月30日 01:46 | OTO
SECRET: 0
PASS:
>OTOさん
コメントありがとうございます。
繁忙期のため更新が滞ってますが、また覗きにきてください。
2011年11月30日 10:59 | 黒須 慧