ワインを楽しむためのワインブログ
ボジョレー・ヌーヴォの特設販売も無事に終わった。
私が担当した店舗では昨年よりもアイテム数が増えており、結局40アイテムくらいは試飲したのではないだろうか。
今年は昨年よりも酸が少なく、よくできていたと思う。
収穫も例年より一週間ほど早まったらしく、天候が良かったことが伺える。
そのせいもあってか特に遅摘み系のヌーヴォが特に良かった。
まぁなんにせよ、しばらく新酒には関わりたくない。
そんな訳で久々に日本酒でも愉しむことにした。
じつはご来店いただいたお客様に鮭とばを頂いた。
これを肴にしない手はない。
ありがたいことに我々は常連のお客様にお土産をいただくことも多い。
店舗によっては行く度におまんじゅうをくれるご婦人もいらっしゃる。
私に食べ物をくれる人に悪い人はいない。
残念ながら手元に北海道の酒はなく、迷ったが新潟の吉乃川にすることにした。
鮭とばも塩気が少なく、マイルドな味わいだったので吟醸を冷酒で合わせてもいいだろう。
単に純米を燗するのが面倒だっただけだが。
吉乃川は新潟県長岡の蔵元。
創業は天文十七年。
世は戦国。
長尾景虎(上杉謙信)が家督を継いだあたりだ。
吉乃川の特徴は何といっても仕込み水だろう。
地下から湧き出る大河・信濃川の伏流水は「天下甘露泉」と呼ばれ、さらりとしたなめらかな口当たり。
そして酒米は蔵人米とも呼ばれ、蔵人たちが栽培する。
夏は米造り、冬は酒造りというわけだ。
さらっとした日本酒が好きな私には丁度いい。
とばを齧りながら、冷酒をやる。
たまにはこんな静かな夜もいい。
人気の酒ブログはこちらから。
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます。
- 大和は国のまほろば… 『梅乃宿 あらごしみかん』
- その色、練絹の如くが故 『博多練酒』
- チョコとともに味わう日本酒 『純米原酒 カワセミの旅』
- What is it Anniversary today?
- 仕込み水。
SECRET: 0
PASS:
うちのはカップ酒…
喜多方の「吉の川」~
のと乃が違いました(笑)
噛み締める度に口に広がる旨味と冷や酒か~
いいですね。。
毎回ですが「ニコッ」っとしてしまう本文中の一行をいつも楽しみにしています。゜
2011年11月21日 14:24 | ★ぐわし(^^)ノシ★
SECRET: 0
PASS:
>★ぐわし(^^)ノシ★さん
吉の川は福島でしたね。
たまには日本酒も美味しいですね。
正直、なかなか知識不足で紹介しきれないんですよね…
また覗きにきてください。
2011年11月21日 18:32 | 黒須 慧
SECRET: 0
PASS:
早速ブログにのせていただいてありがとうございます! 鮭とばがこんな素敵な一品になってるなんてびっくり@@笑 家ではそのまま食べてなくなっちゃいました・・・ 吉乃川にこんなバージョンがあったなんて知らなかったです!いつも勉強させていただいてありがとうございます^^
またお会いできる日を楽しみにしています^^!
2011年11月23日 17:53 | saya
SECRET: 0
PASS:
>sayaさん
こちらこそお土産ありがとうございました。
とても美味しくいただきました。
もうちょっと寒くなったら純米を燗して合わせてもいいかもしれませんね。
またのご来店をお待ちしております。
2011年11月23日 18:58 | 黒須 慧
SECRET: 0
PASS:
鮭とばは酒にしか合わず
酒は魚・肴の友
おつまみにも相性がありますよね
v( ̄ε ̄)
2011年11月25日 02:33 | Tom Scotta
SECRET: 0
PASS:
>Tom Scottaさん
とてもよく合いました。
たまには日本酒もいいですね。
実際、なかなか知識不足でして。
紹介できるほどの力量がありません(笑)
たまにはご案内したいと思います。
2011年11月25日 08:54 | 黒須 慧