今日も暑い。
すっきりと晴れるわけでもなく、湿度も高い。
こういう日は苦手だ。
しばらく間を空けようかとも思ったが、先日購入したワインを抜栓することにした。
今日みたいな日には合うだろう。
ワインはドイツのフランケン地方で造られる辛口白ワイン。
シュパーゲルの2008年。
葡萄品種はシルヴァーナ100%。
生産者はフランケン葡萄生産者協同組合。
価格も1,575円とお手頃だ。
シュパーゲルとは白アスパラガスのこと。
白アスパラガスに合わせると美味しい白ワインだ。
シュパーゲルはドイツ人にとっては春の風物詩といった食材だ。
日本ならば筍や菜の花といったところだろうか。
春の訪れとともに店頭に並び、6月24日の洗礼者聖ヨハネの誕生を祝う祝日まで楽しまれる。
一日過ぎてしまったが、そこは大目に見てもらいたい。
合わせる料理はグリーンアスパラにした。
エチケットにも描かれているので、問題ないだろう。
なにせ白アスパラを手に入れるのは大変だし、缶詰のは美味しくない。
軽く塩茹でしたグリーンアスパラを少量のバターでソテーし、粉チーズを振りかける。
温泉卵をのせて、アクセントに黒胡椒を少々。
スタッフに教えてもらったレシピをややアレンジして試してみた。
オリジナルを試さずにアレンジするのは悪い癖だ。
アスパラの爽やかな緑の香りとも相性がいい。
が、白アスパラをバターソースに仕立てた方が美味しいと思う。
やはり食材をケチるべきではなかった。
詰めが悪いのも、悪い癖だ。
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