仕事から帰り、今夜はスパークリングを開けることにした。
アイテムはスペインのカヴァ。
ボデガス・アウテンティカのゼータ・ブリュット・ロサード・リゼルヴァ。
”A to Z” のゼータだ。
アルファベットの最後。つまり最終的に辿り着くワインということだ。
どこだったか仕事先のフェアでエノテカのスタッフに勧められて購入した。
価格は1600円くらいだっただろうか。セールなら1200円くらいで販売している。
可愛らしいスタッフに勧められると断れない。
男なんてそんなもんだ。
スペインのカヴァ・ロゼは発色が綺麗だ。
フランスのロゼは品種のブレンドの関係でオレンジ色に近いが、これはホントに薔薇を思わせる紅だ。
味わいはすっきり辛口。さくらんぼを思わせる上品な酸味と香りがあり、ややイースト香も感じられる。
後味に残るほろ苦さも嫌味ではない。
熟成期間も3年間と長く、泡のキメも細かい。
普段飲みには申し分ない。
夕食は作るのが面倒だったのでトルティーヤにした。
最近はモッツァレラやブルーまでスライスチーズになっているので使いやすい。
トルティーヤの生地はなにを挟んでも美味いから不思議だ。
スペインのワインと食材なら合うだろう。
我ながら安直だ。
ワインを抜栓してからストッパーを仕事場に置いてきたのを思い出した。
しまった、と思ったが飲みきればいいだけの話だ。
大した問題ではなかった。
このブログを書いている間にボトルは空になった。
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