さて無事に新年を迎えることができた。
これも読者のみなさんとお客様のおかげだ。
年末年始とちょっとバタついていたので更新が遅れたが、またひっそりとワインでも紹介していきたい。
今回のアイテムは本当は年末に紹介する予定だったが、結局持ち越してしまった。
せっかくなのでこのタイミングで紹介したい。
今回のワインは久々にシャンパーニュ。
ロンバール・エ・シィのブリュットだ。
あまりメジャーなアイテムではないのだが、どうやら日本初上陸らしい。
インポーターはボンド商会。
価格は5,250円。
イギリスはロンドンにあるウェスト・ミンスター宮殿で有名なイギリス議会。
(時計塔のビッグ・ベンの方が有名かも知れないが)
このイギリス議会の晩餐会などで使われるのが、ロンバール・エ・シィ。
国賓クラスを招くなら、個人的にはシャンパーニュよりもイギリスの最高峰スパークリングのナイティンバーでも使うべきな気もするが…
まぁそれは仕方がない。
また、このロンバール・エ・シィはキャビアハウスでも使用されている。
キャビアハウスはヒースロー空港などの主要空港などにあるシーフードバーだ。
旅行や出張が多い方なら知らず知らずに飲んでいる可能性もある。
色調はやや深い黄金色。
最近のシャンパーニュでは珍しくシャルドネ比率が低く、主体はピノ・ノワール。
酸は穏やかで味わいは濃く、厚みがある。
どちらかというと男性に好まれるタイプのシャンパーニュかも知れない。
スタイルとしてはボランジェなどに近いイメージだ。
せっかくなのでキャビアと合わせて楽しむのがいいかも知れない。
問題はシャンパーニュよりもキャビアが高くつくことだ。
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こんにちは。ご訪問ありがとうございました。
豪州では到底手に入らなさそうなシャンパーニュで羨ましいです。
珍しいシャンパーニュのお話また伺いたいです。
2011年1月6日 10:03 | 黒須 慧
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ピノ主体のシャンパン、美味しそう☆
ヒースロー空港にキャビアハウスなる場所があるのですね。NYのペンシルベニア駅のオイスターバーをちょっと思い起こさせます(確か日本でも、品川に昔出店しましたが、今もあるのかしら?)
また遊びに来ます☆
2011年1月6日 15:08 | 黒須 慧