横浜の仕事で販売したワインの紹介を。
これがなかなかレベルが高い。
久々にブルゴーニュを試飲したが、イタリア続きの舌には新鮮だった。
やっぱり美味いブルゴーニュは美味い。
そのアイテムはブルゴーニュの名門、ジュイ・ジャド社の日本限定ワイン。
ヴィンテージはピノ・ノワールが2006年、シャルドネが2008年。
”バッカスの夢”という名を持つワインだ。
インポーターは日本リカー。
価格は3,150円。
実は個人的にルイ・ジャド社のアイテムは意識的に避けてきた。
美味しいとは思うのだが、年々の浮き沈みがなくいつ飲んでも印象が同じだからだ。
まぁそれは凄いことではあるのだが。
細かい説明は割愛するが、ネゴシアンとして有名なルイ・ジャド社は自社畑も多い。
有名なのはボーヌ・プルミエ・クリュのモノポール(単独所有)、“クロ・デ・ズルシュール”だ。
それ以外にもプルミエ・クリュ、グラン・クリュの畑を所有している。
出来る限り畑に手を加えず、自然な方法で葡萄の手入れをしている。
名門は努力を惜しまない。
ソンジュ・ド・バッカスのカテゴリーはいわゆるACブルゴーニュだ。
しかしベースのブルゴーニュにプルミエ・クリュのワインを50%加えている。
ピノ・ノワールにはサントネー、ショレ・レ・ボーヌ、マランジェなどをブレンド。
シャルドネにはサヴィニ・レ・ボーヌやサシャーニュ・モンラッシェも使われている。
これなら深みや奥行きのあるワンランク上の仕上がりになることは間違いない。
ピノ・ノワールの色調は透明感のある明るい紫。
ベリー系の香りに加え、ややスパイス香も感じられる。
そして特筆すべきはシャルドネだ。
色調はやや深みのある黄金色。
白い花を思わせる穏やかな香りと熟した黄色い果実の芳醇な香り。
その余韻の長さはすばらしい。
モンラッシェ系の厚みのあるニュアンスがたしかに感じられる。
どちらを買っても後悔のないクオリティだが、一本選べと言われれば間違いなくシャルドネを選ぶ。
バッカスの名を冠するに十分な実力だ。
こうして酒神バッカスは海神ネプチューンよりも多くの人間を溺れさせるのだ。
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おいらも今夜、酒に溺れるのね。。。
ワイン、今から勉強しても間に合うかしら。。。
では!!
2010年10月25日 21:16 | のんだくれ
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>のんだくれさん
ワインを飲むのに年齢なんて関係ありませんよ。
楽しみたいときに楽しめばいいんです。
2010年10月25日 21:22 | 黒須 慧