たまには調味料でも紹介しよう。
調味料はいいものを使用した方がいい。—と思う。
食材と調味料がそれなりのレベルであれば大概美味しいものは作れる。
”料理の腕”というかセンスは大切だと思うが、それは一定レベル以上の話だ。
家庭レベルの料理であれば食材と調味料でほとんど出来栄えが決まる。
あとは見せ方の問題くらいだ。
さて本題。
今回紹介するのはイタリアはピエモンテ州アルバの
黒トリュフソルト だ。
輸入はジャパンソルト。
価格は1,365円。
ベースとなる海塩はフランスはブルターニュ地方のゲランド塩田のもの。
古くはブルボン王朝時代から料理人に愛されている天日干しの海塩だ。
その海塩にフリーズドライした黒トリュフがブレンドされている。
フタをしたままでも黒トリュフとガーリックの豊かな香りが漂っている。
オムレツや茹で卵などに振りかけるだけで美味しそうだ。
蒸した野菜とも合うだろう。
いろいろ迷ったが、せっかくなのでフェラリーニ社のパンチェッタをローストして合わせることにした。
付け合わせはベビーリーフ。
パンチェッタは塩分が強いので塩抜きするのがポイントだ。
塩抜きしたパンチェッタを表面がパリッと香ばしくなるように焼き、一口サイズにカットする。
盛り付けた後に黒トリュフソルトを振りかけるだけ。
これだけで十分すぎるほど美味い。
さて合わせる酒はなにがいいだろうか。
ここはやはりロンバルディア州のフランチャコルタがいいだろう。
厚みのある深い味わいなら力負けしないはずだ。
あとは楽しく食事をするだけ。
ほら、まったく調理人の腕は必要としない。
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