飲んではハイに 醒めては灰に-fourroses black
このところハイボールが流行っている。

個人的にも好きなカクテルだし、味わいもこの時期にも合っている思う。

しかし、このブログでハイボールを紹介する気はまったくない。

なぜなら流行りものが嫌いだから。

理由はそれだけ。

いまさら紹介するのは流行りを追いかけているようで恥ずかしい。

しかしながら、最近はワインとビールばかり紹介していたので、たまには外で飲んだウィスキーでも紹介しよう。

今回の銘柄はアメリカン・ウィスキーの フォア・ローゼスのブラック・ラベル

ブラック・ラベルは原酒を選抜し、スタンダードよりも熟成がやや長い。

ブラックを選んだ理由は黒い方が格好いいし、薔薇の紋章がはえるからだ。

アメリカン・ウィスキーの銘柄は数多いが、その名前は創始者などの名を冠したものが多い。

あるいはワイルド・ターキーやオールド・クロウなど鳥の名前。

そういった意味ではフォア・ローゼスはちょっと珍しい。

そしてこのフォア・ローゼスの名前の由来はちょっと素敵だ。

このウィスキーの生みの親となるポール・ジョーンズという男がいる。

彼はある舞踏会で南部美人と恋に落ち、プロポーズをする。

しかし、彼女の返事は「もしOKなら次の舞踏会で胸に薔薇のコサージュを飾る」というものだった。

そして約束の舞踏会の夜。

胸に四輪の深紅の薔薇を飾った彼女が現れる。

というものだ。

感激したポール・ジョーンズは、新しいウィスキーの名前を”フォア・ローゼス”とする。

実はバーボンとしてはワイルド・ターキーが好きだ。

しかしたまにはこういった由来のバーボンを楽しむのもいい。

そして結局はチェイサーにソーダをお願いするのだ。

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  5. 最果ての蒸留所。
コメント一覧
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    訪問ありがとうございます。
    料理参考になれば幸いです。
    フォア・ローゼス美味しいですよね。
    ブラックラベルはとてもまろやかですね。
    私はmaker'smarkが一番好きです。


    2010年8月1日 22:17 | 黒須 慧

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